子供の猫背・子供の姿勢
子どもの姿勢が気になっている方はいませんか?
子どもが座っているときに猫背だったり、頬杖をついたり足をブラブラさせているのが気になったことはありませんか?
なんと小学生の親の5割が、「自分の子は姿勢が悪い」と感じているという調査結果があります。
なぜ子どもの猫背が増えているのか、どうしたら解消できるのかをお伝えいたします!
目次
- ○ 子どもの姿勢が悪い現代的な原因
- ・筋力の低下
- ・生活環境の変化
- ・生活リズムの乱れ
- ○ 子どもの猫背が及ぼす悪影響
- ・集中力の低下
- ・学力が上がりにくい
- ・身長が伸びにくい
- ・運動能力が上がりにくい
- ・肥満になりやすい
- ○ 子供の猫背は親の責任!?
- ○ all age整骨院では・・・
- ○ まとめ
子どもの姿勢が悪い現代的な原因
子どもの姿勢が悪い原因は「子どもの筋力低下」「生活環境の変化」「生活リズムの乱れ」の3つにあると考えられています。
その中でも、「生活環境の変化」の影響は非常に大きく姿勢だけではなく子どもの心の発達にも悪影響を及ぼします。
筋力の低下
スポーツ庁が行なっている「体力・運動能力調査」で、祖父母の世代と現代の子供たちを比べると体格(身長・体重)は向上しているが、ボール投げや握力に関しての体力が年々緩やかな低下傾向にあることが分かりました。背筋や腹筋が低下すると体幹を支えられないため座っていてもすぐに姿勢が崩れてしまいます。
子どもの姿勢が悪い原因の一つは、「正しく座り続けられるための筋力」が不足しているためと考えられます。
生活環境の変化
現代人は座る時間が長くなりました。その中でも日本人は世界で最も長く座っているというデータもあります。子どもは学校で長く座って過ごし、学校が終わっても塾で座り、帰宅してもゲームをしながら座り、またテレビを鑑賞をします。これだけ長く座っていると、疲れて姿勢が崩れてきます。
生活リズムの乱れ
スマホやタブレットなどの普及により外で遊ぶよりもゲームに熱中する時間が増えて、太陽光を浴びることが減った現代の子どもはセロトニンが不足し集中力が減少しているという指摘があります。セロトニンとは神経伝達物質の一つで感情のコントロールを司っています。
セロトニンが不足するとイライラしやすくなったり集中力が低下し最初はビシッとした姿勢で勉強していても、すぐに頬杖をついたり姿勢が崩れてしまいます。
子どもの猫背が及ぼす悪影響
子どもが猫背がなぜ良くないのか、見た目だけではなく他にどのような悪影響が出てくるのかを詳しく説明していきます!
集中力の低下
猫背の影響で肺が圧迫され呼吸が浅くなると脳への酸素不足だけに止まらず、生活する上でも必要なエネルギーも作りづらくなり集中力の維持が困難になります。
我々、大人でさえもお腹が空き体内のエネルギーが不足すると集中力を欠きイライラするのに、ましてや子どもがエネルギー不足の状態で集中力を維持させることはかなり難しいことかと思います。
学力が上がりにくい
猫背の子どもが姿勢の良い子どもと同じ時間勉強をしても集中力が散漫になるため「質の悪い勉強」をしてることになります。質の悪い勉強では、いくら長時間勉強していても勉強(学習)したことが記憶することが出来ないため学力低下を招く原因となります。
身長が伸びにくい
猫背のような悪い姿勢で生活していると本来かからないはずの負担が体の各所に発生します。
例えば、頭の重さは本来背骨を中心に全身で支えられているものですが、猫背だと首と肩だけで頭の重さを支えなければならなくなります。首から肩にかけて痛みが生じ、健全な運動を阻害する原因になるため、全身の筋肉の成長を妨げてしまう可能性があります。体を支えるべき筋肉が十分な力を発揮できなければ骨の成長に対して支えるべき筋肉がついていかず身長の伸びを悪化させてしまう可能性があります。
運動能力が上がりにくい
目や手足から受けた情報は背骨かに沿うようにある中枢神経を通り情報を脳へと伝達されます。姿勢が悪く猫背いると神経の通り道の中枢神経が正常な働きが出来ずに神経伝達スピードが遅くなり、体の動きが固く運動能力の低下につながります。
肥満になりやすい
猫背の影響で運動時も取り入れられる酸素量が少ないためいエネルギー消費率が低くなります。背筋や腹筋が弱くなり内臓が下がり基礎代謝低下を招いてしまい、その結果脂肪を燃焼しにくい体になってしまうのです。
また、姿勢が良い子供と姿勢の悪い(猫背)子供が同じ運動をした時の消費されるエネルギーの違いを調べた研究報告によると、姿勢の良い子供と同じ運動をしていても姿勢の悪い(猫背)子供の消費エネルギーは姿勢の良い子に比べると約10%も少ない結果が出たそうです。
子供の猫背は親の責任!?
ほとんどの子供は自分が姿勢が悪いことに気づいていません。
周りの大人が意識して正しい姿勢を習慣化させてあげることが大切です。
子どもに「姿勢よくしなさい!」と言いながらも、親の姿勢が悪かったら説得力がありません。また、子供は目の前にいる人を無意識に真似をするものです。
ご家族で一緒に姿勢を良くしていくことをオススメします!
まだ強い癖がついていない子どものうちは猫背は回復しやすいです。
幼稚園年長〜小学校高学年にかけては「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、運動能力が飛躍的に発達する時期です。
この時期に主な神経系が完成されるので、子どものうちに正しい姿勢を身につけると大人になっても正しい姿勢を無理なく保ちやすくなります。
all age整骨院では・・・
all age整骨院では、お子様の猫背の原因をチェックして、ゆがみを整え正しい姿勢へと回復させる猫背矯正を行なっています。
矯正と聞くと痛そうな感じはしますが、all age整骨院で行う猫背矯正・姿勢矯正はストレッチポールを使うソフトな矯正になりますので、子供からお年寄りの方まで受けて頂くことが出来ます。
また、お子様の本来の力を存分に発揮して成長してもらうために猫背は年長〜高校生にかけての早い時期に解消していくことをおすすめします!
大人になってからクセになった姿勢を解消させるのは大変です。身体の柔らかい子供の時期がチャンスです!
猫背の相談はもちろんご不明な点がありましたら、all age整骨院へご相談ください!
まとめ
いかがだったでしょうか!
少しでも猫背の子供たちが減ることを願っております。
猫背は子供だけではなく、大人の方にも多い姿勢です。このブログをお読みになった方は是非、姿勢を気にしてみてください!
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